6/16(土)新馬戦

6/17(土)

東京5R

プレイフォーエフ

ビッグアーサー×CaerleonでThongが入らない配合はブトンドール、クリノマジンと同じ。BMSディープスカイであれば純粋なスプリンターでは無いはず。東京1400mからのデビューは良いですね。

 


東京6R

アイヴィハウス

ダーレージャパンファーム生産のパイロ産駒は新馬戦で超優秀。Bushel-n-PeckとKrisのHyperion魂、母チェリーミルズはInvincible Spirit×Seeking the GoldですからCourtly Dee≒Buckpasser~Busanda(War Admiral+La Troienne+Blue Larkspur)となっており、配合的には如何にも狙った配合となっています。最近のゴドルフィンはkeyになる血脈を探して執拗く当て続ける配合が多いですね。血統コンサイナーさんの戦略が見て取れる配合馬が非常に多いように感じます。

 


阪神5R

エコロガイア

Speightstown × Distorted Humorの配合はJRAダート3勝のスパーダや、米GII インサイドインフォメイションS勝ち馬Heart Stealer(※スパーダとHeart Stealerは同血の間柄)と同じ。Speightstown産駒は父譲りのスピードを多く受け継ぐ産駒が多く、スピードを妨げない走法の維持が配合的には鉄則。母系にTurn-ToやRed Godといった血脈を増幅させることでBold Rulerコーナリングを維持すること、Gone West譲りの走法をTom Foolで維持させること、スピードがあるならSpecial×Thongで持続力を追加することなど、産駒によっていくつかのパターンが固定されやすいことがSpeightstown産駒の走る馬に対する共通点とも言えるかと思います。本馬はDistorted Humorの2代母Sweetest ChantがTurn-To 3×3 、5代母はNumbered AccountですからLa Troienne牝系出身でTom Foolラインの増幅も及第点。総合的に見ていわゆる走るSpeightstown産駒と言えるでしょう。ソエの影響から順調さは欠きましたが、調教内容は森厩舎らしく坂路でブイブイいわせるタイプ。この条件であれば初戦から楽しみを持って良さそうです。

 


函館5R

ウィスピースノー

母ハイリマイリは半兄にディープスカイがいる血統。ワールドエース×アドマイヤムーン×アビだから牡馬ならダートでも良いタイプで、本馬は牝馬ということからも時計を要す芝が理想。純粋なスプリンターとは言い難いが、函館2週目でこの枠の1200mであればラチ沿いを走れることだけでまず有利。追走出来れば面白みはあって良いでしょう。ダートに変わったら砂を嫌がる可能性が露骨に高いので注意。

 


函館6R

ハヤブサアポチャン

3代母がシーキングザパールで兄弟馬にアポロプラネット、アポロティアモ。母は千直4勝馬で本馬の父は日本ダービー3着馬アポロソニック。血統の字面(そろそろ投稿人のガスが切れるため省略)から「わたし、テンだけなら絶対負けないんだから……!」と言ってそうです。もはや聞こえます。出遅れなければ好勝負になりそうですね。