20230703 新馬戦

7/2(日)

函館5R:T1800m

【勝ち馬】ワンブランチ

【全体時計】1:53.4

(13.1-12.3-13.0-13.5-13.5-12.7-11.9-11.6-11.8)

【短評】

勝ち馬ワンブランチは4角で外に振られるロスがありながらも最後は内をすくった2着馬を差し切って勝利。時計面から特筆すべきものは無く、血統面から小頭数が功を奏した感も否めなかった。次走以降は状況次第でしょうか。ライフセービングは距離延長向きでしょうか。カンジは先行力があるダート馬でしょう。

【次走以降注目馬】

カンジ→ダート路線

 

 

中京5R:T1600m

【勝ち馬】ルージュスタニング

【全体時計】1:36.7

(12.4-11.6-12.7-12.7-12.6-11.7-11.6-11.4)

【短評】

中間が緩んだレースとはなったが、勝ち馬ルージュスタニングは外追走で加速ラップを刻んでの勝利。牝馬ということから極度の筋肉の硬さはなさそうで、歩容はInto Mischiefらしく硬さは感じるもののストライドは明らかに伸びていた。近親にアロゲートがいる血統で、日本では活躍馬が揃っていないStorm Catのクロス持ちとはなっているが、この馬の場合はHalo≒Red Godのニアリークロス5*6・6を内包。さらに2代母父Distorted Humorを母系に内包した賞金上位順の牡馬はモーニン、ラーゴム、ピンシャン、牝馬はラッキーライラック、スマイルカナと牡馬ならダート路線、牝馬なら芝路線の傾向がはっきりしており、この馬のストライドの広さはここの血脈に依存している可能性は否めない。良質な芝の馬と言った印象で、馬齢を重ねても芝を主戦場に活躍する可能性は十分にあると見て良さそうです。瞬発力勝負にならないコースが理想だが、3歳クラシックで見れば桜花賞というよりかはNHKマイルで楽しみな1頭になりそうです。ファルコンSなんかは良さそうですね。セキトバイーストは切れる馬ではないですから先行した競馬がベターでしょう。

【次走以降注目馬】

なし

 

 

 

福島5R:T1800m

【勝ち馬】トレミニョン

【全体時計】1:51.6

(12.8-11.7-13.3-13.2-12.7-12.3-12.1-11.7-11.8)

【短評】

前半1000m通過63.7とスローペースで進んだレース。結果的に4角4番手以内に位置した馬のみで決まったレースとなったが、勝ったトレミニョンは内をすくっての結果。時計的に特筆すべきものはないが、牝馬とは言えリアルインパクト*Anabaa Blue*Monsun*Gay Fandango*Orsiniだから本質的に速い脚を使えるタイプではなく、持続質の馬場で先行して押し切りたいタイプ。まだまだ緩さは感じさせたので、このまま成長してくれれば息の長い活躍を見込めそうです。成長曲線は比較的遅めでしょう。2着ティンクはダイワメジャー*Lemon Drop Kid*Danzig*AlydarのCourtly Dee牝系出身馬。この馬も決め手勝負では脆く時計勝負にならない舞台が理想的。ゆくゆくはダートを走っているかもしれません。最も見栄えする馬体を披露していた3着ホーエリートは外を周った分だけの差。決め手勝負にならない1周競馬が理想的でしょう。ガーデンプランナーは体力面で3-4角から置かれて直線ではキックバックを受けたところでヨレましたが、フォルム自体は良い馬でした。マイルまでのほうがよさそうな気はします。1番人気レイデラルースはパドックの集会を重ねる毎にテンションが上がり、その直後2人引きに変更されましたがホライゾネット着用も頷ける周回。返し馬もしていなかった気がします。かなり難しそうな馬ですね。特筆すべきものは読み取れませんでした。

【次走以降注目馬】

ホーエリート→1周競馬

ガーデンプランナー→マイル近辺

 

 

福島6R:T1200m

【勝ち馬】ビッグドリーム

【全体時計】1:10.2

(12.5-11.2-11.6-11.6-11.4-11.9)

【短評】

勝ち馬ビッグドリームは強い内容での競馬で2着馬に6馬身の差をつけて楽勝。しかし2着馬が1:11.2の時計は相手関係が楽だったと言わざるを得ず。走法的に坂があると甘くなるようなタイプのようにも見えたので、現状は平坦コースのほうが良いでしょう。この辺は調教を重ねて変化していくことが多いですから、長い目で見て鵜呑みにしないほうが良いでしょう。あくまで現状の話です。

【次走以降注目馬】

アイファーバトル→同路線