20230701 新馬戦

7/1(土)

函館5R:T1200m

【勝ち馬】ルージュレベッカ

【全体時計】1.12.2

(12.7-11.5-12.0-12.2-11.4-12.4)

【短評】

勝ち馬ルージュレベッカは出負けしたものの二の足で勝ってハナを取り切りそのまま押し切った。ラップ構成的に特筆するべきものは無く、次走以降に関してはノーマーク。2着サクセスカノンは行きたがる素振りを随所に見せ、ラスト1Fでは減速ラップになるところを差し込んでくる濃い内容のレース。ハービンジャーというよりかはコードネームっぽい馬でした。折り合いの課題はありそうですが、距離はもう少し伸びて良いでしょう。

【次走以降注目馬】

サクセスカノン→距離延長ワンターン

ドナノーブル→ダート路線

 

 

函館6R:D1000m

【勝ち馬】ナスティウェザー

【全体時計】0:59.4

(13.1-11.6-12.2-11.6-10.9)

【短評】

勝ち馬ナスティウェザーは2代母がチャリティーエストで新馬戦に強い一族。ゲートで他馬が遅れたために押し出されてハナへ。随所にフワつく面を見せていたが、ラスト2F11.6-10.9は函館D1000mとしては破格のラップ。重馬場での時計補正があったとはいえ、調教内容なども加味すれば脚力的に現世代トップクラスと言って良いでしょう。相当良い馬だと感じました。

【次走以降注目馬】

バルミーウェザー→距離延長

ワイノナオミ→距離延長

 

 

中京5R:T1200m

【勝ち馬】クリノハレルヤ

【全体時計】1:10.5

(12.5-11.6-11.9-11.6-11.3-11.6)

【短評】

3代母がシーリングだから近親にクイーンズリングやアクアミラビリス、シャザーンがいる血統。ドレフォン産駒でサクラバクシンオー経由のPrincely Giftクロス馬は6頭中4頭が勝ち上がっており、本馬で7頭中5頭の勝ち上がり。ニックス配合と言って良いでしょう。追ってから走法が変わった点は現状の成長段階では仕方なし。ゲート劣勢もドレフォン産駒らしいものでした。それでいながらノーステッキでの勝利はさすが。今後は馬体や気性の成長次第でしょう。2着アスクワンタイムは兄弟馬そっくり。3着プロミシングスターは芝路線のほうが良いかもしれません。シェイク・ハムダン殿下所有のエクストラバックは時計を要す芝路線で。

【次走以降注目馬】

アスクワンタイム→短距離芝路線

エクストラバック→時計要す良馬場で

 

 

中京6R:D1400m

【勝ち馬】ラムジェット

【全体時計】1:25.4

(12.8-11.1-11.3-12.3-12.5-12.5-12.9)

【短評】

新馬戦らしくは無いものの、このコースらしく前半はハイペースで進んだレース。勝ち馬ラムジェット、2着馬ノイヤーヘルトは後方からの競馬で好走。ラムジェットはレース内容と挙動、血統から揉まれNGかと思います。2着馬ノイヤーヘルトは中京ダートコースのお手本的進路を通っての結果でしたが、5代母がSoaringでニューイヤーズデイ*Mineshaft*Gone Westですから奥は深い血統かと思います。先々は楽しみですね。今回先行した馬の次走や4角での不利が結果に直結したエルフストラックは未勝利戦レベルであればサルベージ可能かと思います。

【次走以降注目馬】

上の通り(特筆無し)

 

 

福島5R:T1200m

【勝ち馬】シリウスコルト

【全体時計】1:11.3

(12.6-11.3-11.7-11.9-11.8-12.0)

【短評】

勝ち馬シリウスコルトは出負け気味だったものの、上がりの競馬で逃げ馬を差し切り勝利。ミスプロ多重クロスでMixed Marriage牝系出身。代々緊張と緩和を重ねた母系で配合面では理屈が通る。この母系からはコンスタントに良い馬が出るかもしれませんし、本馬はスプリント系統の走る馬で間違いなさそうです。2着馬ネムレスクイーンは時計に限界があるタイプかもしれません。時計を要す舞台が良いはずです。3着カレンナオトメは4角で他馬に外へ振られるロスがありながらの競馬で3着は強い内容。適性がスプリントでは無い気しかしない血統で、追走面からも距離延長戦で良さを見せそうな内容。ここは注目しても良さそうですね。スグラフィートはダート馬。サニイアールは気性面が典型的なイスラボニータ。次走はレースに集中してくれそうです。タリスマンはダートで。

【次走以降注目馬】

カレンナオトメ→距離延長

スグラフィート→ダート路線

サニイアール→同条件次走

タリスマン→ダート路線

 

 

福島6R:D1150m

【勝ち馬】ピンクヴェノム

【全体時計】1:08.2

(9.6-10.8-11.3-12.0-12.2-12.3)

【短評】

勝ち馬ピンクヴェノムがハナを押し切っての勝利。典型的なパイロ牝馬と言った印象で、やはりダーレー生産、坂東牧場生産のパイロ牝馬は信用出来そうだなと思いました。オセアエクスプレスはアジアエクスプレス*フレンチデピュティの典型例。短距離ダートが基本線でしょう。エスカルはパッと見短距離向きでは無いように感じましたが、今後の動向には注視が必要。距離を伸ばして良さが出る可能性は十分にあるはずです。サンカルミアはマイル近辺の湿ったダートなんかは絶好かもしれません。

【次走以降注目馬】

オセアエクスプレス→同条件、使いつつ追走upで

エスカル→距離延長かも

サンカルミア→マイル近辺の湿ったダート