サンデーレーシング2023年度募集注目馬
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コーステッド22
母コーステッドは米GⅠBCジュベナイルフィリーズターフ(芝1600m)2着。産駒には共同通信杯勝ち馬ダノンベルーガや先日新馬戦を好内容で勝利したボンドガールがいる。キズナ産駒の牝馬はGⅠ3勝のソングラインやファインルージュ、アカイイト、マルターズディオサなど活躍馬を多く輩出しているが、最前線で活躍しているキズナ牝馬は母系にWar Relic≒Eight Thirty+Nijinsky+Halo≒Red Godを持つ馬が非常に多い。
・ソングライン
War Relic→Jester
Nijinsky→なし
Halo→アグネスタキオン
・マルターズディオサ
War Relic→≒Traffic Judge
Nijinsky→Generous
Halo→Blushing Groom
・ファインルージュ
War Relic→≒Jet Actionクロス
Nijinsky→ダンスインザダーク
Halo→ダンスインザダーク、Groom Dancer、Up Spirits
・アカイイト
War Relic→Jester
Nijinsky→Mud Route
Halo→Sunny's Halo
・ステラリア
War Relic→≒Eight Thirty
Nijinsky→≒Storm Bird
Halo→≒Sir Ivor
・アブレイズ
War Relic→War Relic
Nijinsky→Caerleon、Gioconda
Halo→タイキシャトル
この傾向に対して本馬は母父がIn Reality系統のTizwayで、3代母Blue Moonの父がLomitas(Nijinsky)、4代母To the Rainbowの父がRainbow Questですから上記の傾向に該当します。さらにNijinskyの増幅に対してTom Foolラインの継続を施した馬や、La Troienne系統の増幅を施したキズナ産駒の牝馬は活躍する傾向にあり、上記の馬の全てがこの傾向に該当。本馬の母コーステッドはLa Troienne9×9でTom Foolラインの増幅が見て取れますから本馬は走るキズナ牝馬と言って過言ではないかと思います。相当人気するでしょうし、募集金額も当然お高めとなっていますが、上記の活躍馬に劣らない活躍を見せてくれるのではないでしょうか。